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手術前はまったく見えていなかったはずです。瞳の部分に、あれだけ広範囲に「もや」があった状態では、くもりガラスの向こうから見ていることと同じだったでしょう。まあ、もともと生まれたばかりの赤ちゃんは見えていないといわれますが、生後1ヶ月くらいから追視(物を目で追いかけること)をはじめます。マアちゃんは薄暗い部屋で豆球などの光は目で追うものの、昼間、私が指を動かしてみても目で追うことはありませんでした。
手術後・・・
水晶体をとり(無水晶体眼)極度の遠視ではあるものの、くもりは消えました。ぼんやりながらも、マアちゃんはここではじめて私の顔を見ることができたんですねぇ・・・。同じ月齢のお友達と2ヶ月の差で「物を見る」ことをはじめました。
術後、経過をみてコンタクトレンズの装着をはじめました。
マアちゃんは、両眼の手術が終わり経過良好のGOサインが出てから、両眼同時にレンズの装着をはじめました。先に片眼だけ「見える環境」を整えてしまうと、両眼の視力に差が出てしまうためです。
視力はレンズをはめ、環境が整った状態を維持していけば、普通の子供と同じように視力も上がっていきます。マアちゃんも、術後1年半経過した現在では同じ月齢の子の平均視力が出ています(もちろん、コンタクトを装着した上での視力です)。このペースでいけば、最終的には1.0くらいまでは上がっていくんじゃないかといわれています。マアちゃんは早期に発見でき、早いうちに手術できたことが良かったようです。これがあと3ヶ月も送れていると、最終的な視力は1.0には届かず、コンタクトレンズをした上からさらにメガネをかける・・・ということになるのだそうです。
長女オオネエ(大きいお姉ちゃん)・・小学1年生
次女チイネエ(小さいお姉ちゃん)・・幼稚園年長さん
三女マアちゃん・・幼稚園年少さん
三人三様、笑って泣いて怒って・・・ドタバタと毎日が過ぎていきます。
このブログでは、三女マアちゃんの先天性白内障、無水晶体眼について記録しています。