忍者ブログ
先天性白内障で手術を受け、無水晶体眼になったマアちゃん。生後三ヶ月からのコンタクトレンズ奮闘記。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 退院してから1ヶ月間ほどは、コンタクトレンズの装着時間に制限がありました。
目をレンズに慣らすために、1時間からはじまり最終的に10時間まで・・・1日1時間ずつ装着時間は増えていきます。
加えて、退院時に渡された目薬4種類。これを先生の支持があるまで一日6回(4時間おき)からはじまり最終的には一日1回のペースでさしていかなくてはいけませんでした。上のお姉ちゃん達の世話をしながら、これを続けていくのにはやはりノートが必要でした。
コンタクトをつけた時間。目薬をさした時間。ノートがないと覚えてられませんでした。
 
 コンタクトの着脱がスムーズにできるようになるまでには、1ヶ月・・・どころか3ヶ月ほどかかったかもしれません。相当の時間がかかりました。
もう死闘といってもいいくらい(^O^)
自慢ではありませんが、病院の特訓では私はかなり「上達が早い」と言われていました。
実際、病院ではそう手間取ることもなく着脱できるようになってもいました。
・・・でも、環境が違うとやはりそうもいかないんですねぇ・・・。
考えてみれば、病院での特訓では看護士さんが一人ついていてくれてマアちゃんを押さえてくれているわけだし、レンズをつけやすいような高さのベッドも、拘束帯も揃っているという環境があったんですものね。
自分一人で、どういった体勢が一番着脱しやすいかを見つけるまで、その死闘は続きました。
最初は片目をはめるのに15分以上かかっていたと思います。両目で計30分ほど。
加えて目薬4種類をさすのにもやはり同じくらいの時間がかかったかも。
本人も大泣きでしたが、私も泣きたかった・・・ていうか、泣いちゃったこともありましたF^_^;

生後3ヶ月から6ヶ月くらいまでの間、私がやっていた着脱法です。
ベビーベッドの片側柵を下ろし、下ろした側に頭がくるように寝かせます。
このとき、大判バスタオルなどで首から下をグルグル巻きにしてやると動きません。
私はベッド脇にひざをついて、マアちゃんの頭の上からのぞくようにして着脱していました。
ポイントは「目をできるだけ大きく開けること」。
ちょうど眉のある位置に骨も山になってあります。その部分に自分の人差し指の第一関節を押しあて、
上に(本人のおでこ側)スライドしつつ指先でまぶたを持ち上げる・・・と、術後の弱い眼球にさわらず
まぶたをあけることができます。あとは中指で下まぶたをあけます。
大きく開いた目にはレンズも乗せやすいです。
だいたいこの方法に慣れたかなあ・・・と思う頃、また次の山場がやってきます。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
◆ プロフィール
HN:
maah-mom.
性別:
非公開
自己紹介:
三人娘のママ。
長女オオネエ(大きいお姉ちゃん)・・小学1年生
次女チイネエ(小さいお姉ちゃん)・・幼稚園年長さん
三女マアちゃん・・幼稚園年少さん
三人三様、笑って泣いて怒って・・・ドタバタと毎日が過ぎていきます。
このブログでは、三女マアちゃんの先天性白内障、無水晶体眼について記録しています。
◆ 参考リンク
◆ ブログ内検索
忍者ブログ [PR]